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人材養成目的・ディプロマポリシー・カリキュラムポリシー

人材養成目的

社会福祉学科は、現代社会における様々な生活問題に焦点をあてて、個人や家族への援助活動を中心とするミクロレベルから,地域を対象とするメゾレベル,制度や政策を考察するマクロレベルに至る多様なレベルからの思想的・理論的かつ実践的な探求を行い、社会福祉専門職(ソーシャルワーカー)に必要な価値・知識・技術を身に付け、様々な社会福祉の分野で活躍し、21世紀福祉社会に貢献する人材を養成することを目的とする。

ディプロマポリシー(学位授与の方針)

  • 現代社会の諸問題と社会福祉の基本的な構造や機能、また人間の行動と社会システムに関する知見について理解することで、現代社会が直面する社会問題を解決する援助者(ソーシャルワーカー)としての専門的技能を身に付けられる。(知識・技能)
  • 人権と社会正義の原理に基づく社会福祉の援助観を理解し、社会が直面する社会問題に対し、その解決方法を学術的に探究し、その解決に向けて行動し、発信できる。(思考力・判断力・表現力)
  • 福祉サービス利用者の置かれている多様な状況への共感に基づいて、他者と協働しながら問題解決に向けて行動できる。(主体性・多様性・協働性)

カリキュラムポリシー(教育課程編成・運営の方針)

カリキュラムの編成・運営方針

【2020年度以前生】

  • 社会福祉の根底にある理念や哲学(思考力・判断力・表現力)、社会福祉の政策・制度論、そして援助方法(知識・技能)に関する科目をバランスよく配置し、幅広い見方と具体的実践の方法とを統合できることを到達目標とする。特に実習科目を重視し、1年次生から4年次生まで系統的に実習できるように科目を設置し、児童・障害者・高齢者、精神保健福祉の諸施設、公的機関、民間福祉団体等で実習することにより、将来ソーシャルワーカーを希望する者にはそれに必要な知識、態度、技能の習得を身に付けることができるようにする。必修科目36単位に加え、選択科目を88単位以上履修する(主体性・多様性・協働性)。なお、必修科目および選択科目Ⅰ・Ⅱ・Ⅲはそれぞれ、「学力の三要素/領域」である「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性・多様性・協働性」を養う「総合群」として設計されており、各科目群の概要は以下のとおりである。

【2021年度以降生】

  • 社会福祉の根底にある理念や哲学(思考力・判断力・表現力)、社会福祉の政策・制度論、そして援助方法(知識・技能)に関する科目をバランスよく配置し、幅広い見方と具体的実践の方法とを統合できることを到達目標とする。特に実習科目を重視し、1年次生から4年次生まで系統的に実習できるように科目を設置し、児童・障害者・高齢者、精神保健福祉の諸施設、公的機関、民間福祉団体等で実習することにより、将来ソーシャルワーカーを希望する者にはそれに必要な知識、態度、技能の習得を身に付けることができるようにする。必修科目34単位に加え、選択科目を90単位以上履修する(主体性・多様性・協働性)。なお、必修科目および選択科目Ⅰ・Ⅱ・Ⅲはそれぞれ、「学力の三要素/領域」である「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性・多様性・協働性」を養う「総合群」として設計されており、各科目群の概要は以下のとおりである。

必修科目

【2020年度以前生】【2021年度以降生】

  • 必修科目は、社会福祉を理解するうえで必要な利用者の置かれている状況の理解をつうじて人権意識を涵養し(思考力・判断力・表現力)、福祉の基本的なしくみを理解するとともに、実習、演習をつうじてそれらを実際に運用できる実践的力と主体的に行動する力を身に付ける(知識・技能、主体性・多様性・協働性)を到達目標とする。また小クラスによる卒業論文に向けたゼミ「社会福祉学専門演習ⅠおよびⅡ」「社会福祉学専門演習ⅢおよびⅣ」により、これらの統合をはかる。

選択科目Ⅰ

【2020年度以前生】

選択科目Ⅰは、社会福祉の諸領域について幅広い知識を習得することを到達目標として、実習・演習・講義形式の授業科目から28単位以上を履修する。

  • 選択科目ⅠのうちA群~E群は、社会福祉学関係科目を性質的に分類したものである。それぞれバランス良く履修することが望まれる。A群~E群から各4単位以上、合計24単位以上を履修する。なお、各群の内容は以下のとおりである。(A群:共通系科目および政策・国際系科目 B群:実践系科目 C群:分野・地域系科目 D群:福祉関連及び学際系科目 E群:外国書講読)
  • 選択科目Ⅰのうち学部共通科目群は、社会学、社会福祉学、メディア学、産業関係学、教育文化学に関する入門的講義科目から4単位以上を履修する。

【2021年度以降生】

選択科目Ⅰは、社会福祉の諸領域について幅広い知識を習得することを到達目標として、実習・演習・講義形式の授業科目から28単位以上を履修する。

  • 選択科目ⅠのうちA群~D群は、社会福祉学関係科目を性質的に分類したものである。それぞれバランス良く履修することが望まれる。A群~D群から各4単位以上、合計24単位以上を履修する。なお、各群の内容は以下のとおりである。(A群:共通系科目および政策・国際系科目 B群:実践系科目 C群:分野・地域系科目 D群:福祉関連・学際系科目および外国書講読)
  • 選択科目Ⅰのうち学部共通科目群は、社会学、社会福祉学、メディア学、産業関係学、教育文化学に関する入門的講義科目から4単位以上を履修する。

選択科目Ⅱ

【2020年度以前生】

  • 選択科目Ⅱは、専門科目を補完するために、関連科目として、他の学問領域から学び、豊かな幅広い教養を身に付けることを到達目標とし、全学共通教養教育科目(外国語教育科目を除く)、免許資格科目、他学部・他学科科目(社会学部の副専攻制度科目を含む)、テュービンゲン大学IES科目、さらには同志社女子大学や大学コンソーシアム京都との単位互換科目から、1~4年次にわたって24単位以上を履修する。

【2021年度以降生】

  • 選択科目Ⅱは、専門科目を補完するために、関連科目として、他の学問領域から学び、豊かな幅広い教養を身に付けることを到達目標とし、全学共通教養教育科目(外国語教育科目を除く)、免許資格科目、他学部・他学科科目(社会学部の副専攻制度科目を含む)、テュービンゲン大学IES科目、さらには同志社女子大学や大学コンソーシアム京都との単位互換科目から、1~4年次にわたって12単位以上を履修する。

選択科目Ⅲ

【2020年度以前生】【2021年度以降生】

選択科目Ⅲは、豊かな社会福祉領域の国際性を身に付けることを目的として、社会福祉に関連する領域を、主に国際的視座で発信するために必要な知識を習得することを到達目標とする。

  • 英語の実践的な運用能力を習得することを目標とし、英語8単位以上を履修する。
  • 英語以外の外国語の基礎的な運用能力を習得することを目標とし、英語以外の外国語から一種類の外国語を選択して4単位以上を履修する。

【2020年度以前生】【2021年度以降生】

これらの科目に加え、学生の興味関心に応じて、系統的かつ計画的に社会福祉学科以外の科目を履修することを支援する制度として、縦断的副専攻「社会学」「メディア学」「産業関係学」「教育文化学」、ならびに横断的副専攻「ジェンダー」「社会心理」「国際社会」を設置している。