人材養成目的・ディプロマポリシー・カリキュラムポリシー
人材養成目的
メディア学科は、「メディアとジャーナリズム」「情報と社会」「コミュニケーションと文化」について、1年次からの少人数ゼミと多様な講義などをとおして、メディアの社会的機能を知り、報道機関・ネットなどからの情報を的確に読み解く能力や、一市民として自ら情報をどう発信するかなどの知識を身に付けて、マスコミ業界、専門研究職、情報広告関連会社を含む一般企業などにおいて活躍する人材を養成することを目的とする。
ディプロマポリシー(学位授与の方針)
- メディアの社会的機能とその直面する課題等に関して、広く学術的知見に基づいて理解し、説明できる。(知識・技能)
- メディアをつうじて流通する情報を批判的に解釈し、様々な社会的課題等を解決するためにメディアをいかに利用できるかを考え、その考えを論理的にわかりやすく、他者に伝えることができる。(思考力・判断力・表現力)
- 主体的にメディアを利用する能力を身に付け、多様な他者と協働してメディアのあるべき将来像を提示することができる。(主体性・多様性・協働性)
カリキュラムマップ
カリキュラムツリー
カリキュラムポリシー(教育課程編成・運営の方針)
カリキュラムの編成・運営方針
メディアの社会機能とその直面する課題等を理解するために、メディアを多様な観点からとらえる講義科目を配置すると同時に、多様な他者とともにあるべきメディアの将来像を考案し、論理的にわかりやすく他者に伝える能力を持った人材を育成するため、1年次から4年次までの全セメスターにおいて、少人数での演習科目を必修科目(24単位)として設置している。また、幅広い教養を身に付け、多様な他者と協働する能力を養うため、他の学問領域を24単位以上、外国語教育科目を16単位以上履修することを義務付けている。必修科目および選択科目Ⅰ・Ⅱ・Ⅲはそれぞれ、「学力の三要素/領域」である「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性・多様性・協働性」を養う「総合群」として設計されており、各科目群の概要は以下のとおりである。
必修科目
必修科目では、学生が主体的にメディアの社会的機能を理解し、課題についての解決策を他者とともに考案し、それを伝えることができるような能力の養成を目的として、少人数での討議と協働を中心に、具体的な事例・データ分析や作品制作等に取り組む。
選択科目Ⅰ
選択科目Ⅰでは、メディアの社会的機能とその直面する課題等に関して、広く学術的知見に基づいて理解し、説明できるようになるため、講義科目等を設置する。科目は内容に応じて「メディアとジャーナリズム」(A群)、「情報と社会」(B群)、「コミュニケーションと文化」(C群)、「共通関連科目」(D群)に分類される。講義科目においても、学生が主体的に他者と協働してメディアのあるべき将来像を提示する能力を育むために、討議や実習の時間を設けている。
選択科目Ⅱ
選択科目Ⅱでは、他者と協働するために不可欠な多様性に対する感性を育み、適切な判断力を養うために、他の学問領域を学ぶ科目を配置している。学生が幅広く選択できるように、全学共通教養教育科目(外国語教育科目を除く)、免許資格科目、他学部・他学科科目、テュービンゲン大学IES科目、さらには同志社女子大学や大学コンソーシアム京都との単位互換科目に区分された講義等を設置している。これらの中には、副専攻制度により履修可能な科目も含まれる。
選択科目Ⅲ
選択科目Ⅲでは、グローバル化が進む今日にあって、多様性をもった社会を生き抜くために必須である豊かな国際性を身に付けるため、英語のほか、ドイツ語、フランス語、中国語、スペイン語、ロシア語、ハングル、コリア語の科目を設置している。
これらの科目に加え、学生の興味関心に応じて、系統的かつ計画的にメディア学科以外の科目を履修することを支援する制度として、縦断的副専攻「社会学」「社会福祉学」「産業関係学」「教育文化学」、ならびに横断的副専攻「ジェンダー」「社会心理」「国際社会」を設置している。