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お知らせ
2024年度崔ゼミ 早稲田大学文化構想学部の石岡史子/金敬黙ゼミとの合同フィールドワークおよびディスカッションの報告
2025年1月14日 更新
両ゼミが、多文化共生、平和、歴史認識問題に強い関心をもっていることから、その関心に基づいたフィールドワークを実施することとした。
11日は、グループ毎に新大久保での街歩きおよび高麗博物館の見学を行った。12日は、午前は早稲田大学でキャンパスツアーおよびブレーンストーミングを行い、午後からグループ毎にフィールドワークを行った。
フィールドワーク先は、東京都立第五福竜丸展示館、しょうけい館、アクティブ・ミュージアム女たちの戦争と平和資料館(WAM)、平和祈念展示資料館、昭和館と様々であった。
フィールドワーク後には、再度早稲田大学に戻り、異なるグループメンバーとグループを組み、訪問先やそれぞれ感じたことをディスカッションした。
13日は、靖国神社を訪問し、境内を見て回り一つ一つのモニュメントの目的や意味を学び、その後は併設されている遊就館というミュージアムを見学した。
戦争の記憶や語りのあり方を問う非常に重要な時間となった。
教育文化学科では、教育を広い意味での学びと捉え、日ごろから教室内だけでは学べないことを、学校の外で学び知見を深めることを推奨している。
そのために、学科生はExperienced-Based Learning (EBL)科目群のうち必ず一科目を履修する必要がある。
そうしたEBL科目での経験が活かされ、フィールドワークの企画から実践、振り返りまで学生たちが主体となって進めることができた。
ただし、普段関西以外の土地に共に赴き活動する機会はほとんどなく、東京という大都会においてフィールドワークを行うことはなかった。
そうした点において、これまでの教育文化学科での学びとは異なる経験を積むことができ、それぞれ新たな気付きや学びを得ることができた。
フィールドワークおよびディスカッションが終わった後には、交流会も行い、それぞれの問題関心や社会の問題についてより深いディスカッションを行うことができた。
崔ゼミは2024年にできた新しいゼミであったが、ゼミ長を中心にゼミ生全員が協力し合いながら計画を立て、今回のゼミ交流を実施することができた。
また、早稲田大学の石岡史子先生とゼミ生の皆さんが暖かく迎えてくださり、成功のうちに交流活動を終えることができた。
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【写真1】新大久保街歩きの計画を立てている様子
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【写真2】早稲田大学キャンパスツアー
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【写真3-1】早稲田大学にてブレーンストーミング
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【写真3-2】早稲田大学にてブレーンストーミング
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【写真4】第五福竜丸の船体の前にて
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【写真5】フィールドワークおよびディスカッション後に記念撮影
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