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2023年度松山ゼミ 横浜国立大学経営学部山岡ゼミとの交流会についての報告

'23年10月12日 更新
 2023年9月21日~22日にかけて、社会学部産業関係学科・松山ゼミの3回生5名、TAのIさんの計7名で横浜市を訪問した。
 目的は、横浜国立大学経営学部山岡徹教授のゼミ生と、ワークショップを通じて交流を深めることである。山岡ゼミでは主に、経営組織論や経営管理論をテーマに研究活動が進められている。
 一方、松山ゼミは、組織行動論なかでもフォロワーシップについて研究している。両ゼミともに、企業などの労働組織をフィールドとして、そこで生じる様々な現象を解明することを目的としているため、協学することで新たな発見や、気づきが得られると考え、今回初めて交流会を実施した。
 2023年9月21日~22日にかけて、社会学部産業関係学科・松山ゼミの3回生5名、TAのIさんの計7名で横浜市を訪問した。
 目的は、横浜国立大学経営学部山岡徹教授のゼミ生と、ワークショップを通じて交流を深めることである。山岡ゼミでは主に、経営組織論や経営管理論をテーマに研究活動が進められている。
 一方、松山ゼミは、組織行動論なかでもフォロワーシップについて研究している。両ゼミともに、企業などの労働組織をフィールドとして、そこで生じる様々な現象を解明することを目的としているため、協学することで新たな発見や、気づきが得られると考え、今回初めて交流会を実施した。

交流会の主な内容

交流会の主な内容

 今回、山岡教授の計らいで、横浜市みなとみらいにある、富士フィルムビジネスイノベーション(BI)株式会社を会場として、ゼミ交流が実施された。山岡教授が以前指導した元大学院生であり、同社デバイステクノロジー事業本部に勤務するA氏から、ご自身の経験を踏まえての講演をお聞きしたのち、両ゼミ学生によるワークショップが開催された。A氏のご講演およびワークショップの内容は以下の通りである。

目的
   社会人が組織風土変革に奮闘したリーダーシップ事例を通じて、リーダーシップ、フォロワーシップを
   自分事として考えるきっかけとする。

内容
   身の回りのリーダーについて考える(ワークショップ1)
   富士フィルムBI株式会社の事業概要について
   リーダーシップとは
   フォロワーシップとは
   コッターの変革8ステップ
   事例1 開発役員からの依頼に対して、どのように回答するか(WS2)
   事例2 プロジェクト2年目の課題 なかなかテーマが出てこない(WS3)
   事例3 一部の中間管理職の抵抗の理由とは?(WS4)
   事例4 将来に向けた課題と対応策の検討(WS5)
   自分らしさの発揮とは?みんなのリーダーシップ、フォロワーシップ(WS6)

 今回、山岡教授の計らいで、横浜市みなとみらいにある、富士フィルムビジネスイノベーション(BI)株式会社を会場として、ゼミ交流が実施された。山岡教授が以前指導した元大学院生であり、同社デバイステクノロジー事業本部に勤務するA氏から、ご自身の経験を踏まえての講演をお聞きしたのち、両ゼミ学生によるワークショップが開催された。A氏のご講演およびワークショップの内容は以下の通りである。

目的
   社会人が組織風土変革に奮闘したリーダーシップ事例を通じて、リーダーシップ、フォロワーシップを
   自分事として考えるきっかけとする。

内容
   身の回りのリーダーについて考える(ワークショップ1)
   富士フィルムBI株式会社の事業概要について
   リーダーシップとは
   フォロワーシップとは
   コッターの変革8ステップ
   事例1 開発役員からの依頼に対して、どのように回答するか(WS2)
   事例2 プロジェクト2年目の課題 なかなかテーマが出てこない(WS3)
   事例3 一部の中間管理職の抵抗の理由とは?(WS4)
   事例4 将来に向けた課題と対応策の検討(WS5)
   自分らしさの発揮とは?みんなのリーダーシップ、フォロワーシップ(WS6)

まとめ

まとめ

 ワークショップでは、5つのグループに分かれ、当ゼミ生たちはそれぞれ、1名ずつのみ配置されることとなったが、どのグループにおいてもイニシアチブをとり、ファシリテーションを担っていたのが印象的であった。特に、リーダーシップというテーマについては、普段から学習している成果を存分に発揮していた。富士フィルムのA氏が端々にワークを挟んでくださったおかげで、学生たちは皆、飽きることなく、熱心に取り組むことができていたと思う。また、横浜国立大学の学生たちは経営学部に所属していることから、産業関係学科に所属している自分たちとは観点が異なっていると感じたようで(経営者視点と労働者視点)、とても刺激的であったようである。様々な気づきを得られたのではないかと思う。松山ゼミとしては初めての試みであったが、横浜国立大学の山岡教授そして、何より富士フィルムBIのA氏のおかげで、成功のうちに交流活動を終えることができた。お二人のご協力がなければ、このゼミ交流は成立しなかった。重ね重ね感謝申し上げる次第である。
 翌日は、10時より前日の反省会を行い、午後は、各自が横浜の街を楽しんだ。
松山ゼミ交流討論会の様子

ワークショップの様子

 ワークショップでは、5つのグループに分かれ、当ゼミ生たちはそれぞれ、1名ずつのみ配置されることとなったが、どのグループにおいてもイニシアチブをとり、ファシリテーションを担っていたのが印象的であった。特に、リーダーシップというテーマについては、普段から学習している成果を存分に発揮していた。富士フィルムのA氏が端々にワークを挟んでくださったおかげで、学生たちは皆、飽きることなく、熱心に取り組むことができていたと思う。また、横浜国立大学の学生たちは経営学部に所属していることから、産業関係学科に所属している自分たちとは観点が異なっていると感じたようで(経営者視点と労働者視点)、とても刺激的であったようである。様々な気づきを得られたのではないかと思う。松山ゼミとしては初めての試みであったが、横浜国立大学の山岡教授そして、何より富士フィルムBIのA氏のおかげで、成功のうちに交流活動を終えることができた。お二人のご協力がなければ、このゼミ交流は成立しなかった。重ね重ね感謝申し上げる次第である。
 翌日は、10時より前日の反省会を行い、午後は、各自が横浜の街を楽しんだ。