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人材養成目的・ディプロマポリシー・カリキュラムポリシー

人材養成目的

社会学科は、家族・地域・組織・階層・移動・社会意識・異文化・国際社会・ネットワークについて、社会学や人類学の理論に広く深く学びつつ、計量調査やフィールドワークといった社会調査の方法論と実習を核とするカリキュラムをとおして、さまざまな社会的現実に関する情報の収集と分析の能力を身に付けて、行政や民間の各機関における立案・調査・研究といった部門等において活躍する人材を養成することを目的とする。

ディプロマポリシー(学位授与の方針)

  • 現代社会が直面する問題を、社会学および人類学の諸理論と実証的データに基づいて理解できる。(知識・技能)
  • 現代社会が直面する問題の解明のために、計量調査や質的調査に基づき実証的に分析し、明晰に表現できる。(思考力・判断力・表現力)
  • 複雑化する現代社会の問題解決のために、身に付けた能力を活用し、自律的に思考・行動できる。(主体性・多様性・協働性)

カリキュラムポリシー(教育課程編成・運営の方針)

カリキュラムの編成・運営方針

【2019年度以前生】

  • 現代社会が直面する諸問題に対し、社会学および人類学の諸理論を踏まえて(知識・技能)、計量調査や質的調査による実証と分析をつうじて(思考力・判断力・表現力)、問題解決に自律的な貢献ができる人材を育成するために(主体性・多様性・協働性)、必修科目(30単位)および選択科目Ⅰ~Ⅲ(94単位以上)から構成されるカリキュラムを設置する。なお、選択科目Ⅰは、A群、B群、学部共通科目群に分類する。
  • 社会的事象に対する実証的態度および社会調査を自ら立案し実践できる能力を段階的に身に付けるために、社会調査協会が認定する社会調査士資格のカリキュラムに準拠し、1年次の「社会調査入門」「社会学概論」「社会統計学Ⅰ」、2年次の「社会学研究法A」「社会学研究法B」「社会統計学Ⅱ」、3年次の「社会調査実習Ⅰ」「社会調査実習Ⅱ」の諸科目を置いている。

【2020年度以降生】

  • 現代社会が直面する諸問題に対し、社会学および人類学の諸理論を踏まえて(知識・技能)、計量調査や質的調査による実証と分析をつうじて(思考力・判断力・表現力)、問題解決に自律的な貢献ができる人材を育成するために(主体性・多様性・協働性)、必修科目(30単位)および選択科目Ⅰ~Ⅲ(94単位以上)から構成されるカリキュラムを設置する。なお、選択科目Ⅰは、学科の専門科目群と学部共通科目群に分類する。
  • 社会的事象に対する実証的態度および社会調査を自ら立案し実践できる能力を段階的に身に付けるために、社会調査協会が認定する社会調査士資格のカリキュラムに準拠し、1年次の「社会調査入門」「社会学概論」「社会統計学Ⅰ」、2年次の「社会学研究法A」「社会学研究法B」「社会統計学Ⅱ」、3年次の「社会調査実習Ⅰ」「社会調査実習Ⅱ」の諸科目を置いている。

必修科目

【2019年度以前生】

  • 必修科目は、現代社会が直面する諸問題の理解および解決のために、立案・調査・研究をつうじて自律的に思考・表現・行動できるようになることを到達目標とする。1年次の「ファーストイヤーセミナー」から4年次の「社会学演習Ⅲ」および「卒業論文」にいたるまで計20単位の演習形式の少人数授業により、一人一人の学生の個性に応じて、知識・思考力・表現力を身に付けさせるのみならず、主体性と協働性を引き出す指導を行う。加えて、1年次と3年次に社会学の基礎的講義(計10単位)を配置して、理論的な知識および思考力を強化する。

【2020年度以降生】

  • 必修科目は、現代社会が直面する諸問題の理解および解決のために、立案・調査・研究をつうじて自律的に思考・表現・行動できるようになることを到達目標とする。1年次の「ファーストイヤーセミナー」から4年次の「社会学演習Ⅲ」および「卒業論文」にいたるまで計20単位の演習形式の少人数授業により、一人一人の学生の個性に応じて、知識・思考力・表現力を身に付けさせるのみならず、主体性と協働性を引き出す指導を行う。加えて、1年次と3年次に社会学の基礎的講義(計10単位)を配置して、理論的な知識および思考力を強化する。

選択科目Ⅰ

【2019年度以前生】

  • 選択科目Ⅰは、社会学および人類学の理論と方法をつうじて現代社会の諸問題に対して理解し表現できるようになることを目的とした専門的な科目を配置する。A群の基幹科目とB群の展開科目(合わせて40単位以上、うちA群から22単位以上)および学部共通科目群(4単位以上)から構成される。なお、2年次終了までに履修できる選択科目ⅠはA群とB群を合わせて28単位を上限とし、各科目での十分な予習と復習を特に重視する。
  • 選択科目ⅠのうちA群は、現代社会が直面する問題を理解することを到達目標に、社会学および人類学の学術的知識を習得する講義を2年次以上に配置する。同時に、計量調査や質的調査の知識・技能および分析力・表現力を体得するとともに、他の学生と協働して主体的に調査できるようになることを目標に、社会学研究法を2年次以上に、さらに調査プロジェクトをつうじて技能を体験的に高める社会調査実習を3年次以上に配置する。
  • 選択科目ⅠのうちB群は、現代社会が直面する諸問題に関する知識、および実証の技能をさらに高めることを到達目標として、計量調査の基礎となる社会統計学を1~2年次に配置すると同時に、より専門性が高い(英語による授業を含む)展開的な講義、およびドイツ語、フランス語、中国語、コリア語によって専門書を読む外国書講読を2年次以上に配置する。
  • 選択科目Ⅰのうち学部共通科目群は、現代社会に関する知識を習得することを到達目標として、社会学および人類学に隣接する、社会福祉学、メディア学、産業関係学、教育文化学に関する入門的講義科目を、1年次から履修する。

【2020年度以降生】

  • 選択科目Ⅰは、社会学および人類学の理論と方法をつうじて現代社会の諸問題に対して理解し表現できるようになることを目的とした専門的な科目を配置する。学科の専門科目群(40単位以上)および学部共通科目群(4単位以上)から構成される。なお、2年次終了までに履修できる選択科目Ⅰの専門科目群は28単位までにとどめることが望ましく、各科目での十分な予習と復習を特に重視する。また、選択科目Ⅰのうち専門科目群は、現代社会が直面する問題を理解することを到達目標に、社会学および人類学の学術的知識を習得する講義を主として2年次以上に配置する。同時に、計量調査や質的調査の知識・技能および分析力・表現力を体得するとともに、他の学生と協働して主体的に調査できるようになることを目標に、社会学研究法を2年次以上に、さらに調査プロジェクトをつうじて技能を体験的に高める社会調査実習を3年次以上に配置する。また、現代社会が直面する諸問題に関する知識、および実証の技能をさらに高めることを到達目標として、計量調査の基礎となる社会統計学を1~2年次に配置すると同時に、より専門性が高い(英語による授業を含む)展開的な講義、およびドイツ語、フランス語、中国語、コリア語によって専門書を読む外国書講読を2年次以上に配置する。
  • 選択科目Ⅰのうち学部共通科目群は、現代社会に関する知識を習得することを到達目標として、社会学および人類学に隣接する、社会福祉学、メディア学、産業関係学、教育文化学に関する入門的講義科目を、1年次から履修する。

選択科目Ⅱ

【2019年度以前生】

  • 選択科目Ⅱは、専門科目(選択科目I)の知識を補完するとともに、他の学問領域を幅広く学ぶことによって、複雑化する現代社会の問題解決のための教養と態度を涵養することを到達目標に、全学共通教養教育科目(外国語教育科目を除く)、免許資格科目、他学部・他学科科目(社会学部の副専攻制度科目を含む)、テュービンゲン大学IES科目、さらには同志社女子大学や大学コンソーシアム京都との単位互換科目から、1~4年次にわたって履修する。選択科目Ⅰと選択科目Ⅲと合わせて94単位以上を履修する。

【2020年度以降生】

  • 選択科目Ⅱは、専門科目(選択科目I)の知識を補完するとともに、他の学問領域を幅広く学ぶことによって、複雑化する現代社会の問題解決のための教養と態度を涵養することを到達目標に、全学共通教養教育科目(外国語教育科目を除く)、免許資格科目、他学部・他学科科目(社会学部の副専攻制度科目を含む)、テュービンゲン大学IES科目、さらには同志社女子大学や大学コンソーシアム京都との単位互換科目から、1~4年次にわたって履修する。選択科目Ⅰと選択科目Ⅲと合わせて94単位以上を履修する。

選択科目Ⅲ

【2019年度以前生】

  • 選択科目Ⅲは、豊かな国際性を身に付け、もって複雑化する現代社会の問題解決のための教養と態度を涵養することを到達目標に、全学共通教養教育科目の中の外国語教育科目、社会学科科目の中の外国語による講義科目から、英語を12単位以上、英語以外の外国語4単位以上を履修する。なお、英語による講義科目である「社会学特講Ⅲ」を英語の単位に替えることができる。

【2020年度以降生】

  • 選択科目Ⅲは、豊かな国際性を身に付け、もって複雑化する現代社会の問題解決のための教養と態度を涵養することを到達目標に、全学共通教養教育科目の中の外国語教育科目、社会学科科目の中の外国語による講義科目から、英語を12単位以上、英語以外の外国語4単位以上を履修する。

【2019年度以前生】【2020年度以降生】

これらの科目に加え、学生の興味関心に応じて、系統的かつ計画的に社会学科以外の科目を履修することを支援する制度として、縦断的副専攻「社会福祉学」「メディア学」「産業関係学」「教育文化学」、ならびに横断的副専攻「ジェンダー」「社会心理」「国際社会」を設置している。