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社会学部・社会学研究科生の皆様へ~社会部・社会学研究科長からのメッセージ

'20年5月29日 更新
ごあいさつ

 2020年度はコロナ危機のため、世界と日本にとって試練の幕開けとなりました。まずは感染拡大防止や治療のため、この危機と社会の様々な現場で戦っていらっしゃる皆様に敬意を表し、犠牲となられた方のご冥福をお祈りし、収束を祈るものでございます。
 在学生、卒業生、ご家族様をはじめとする社会学部関係者の皆様におかれましては、大学の学びの状況について、下宿生活等について、ご不安も多いことと存じます。同志社大学社会学部は、個性と歴史ある5学科、社会学科、社会福祉学科、メディア学科、産業関係学科、教育文化学科から構成されておりますが、私ども社会学部全学科の教職員は、感染防止に最大限の注意を払ったうえで、4月1日に新入生の皆様とお目にかかることができました。その後、大学全体の方針として春学期の授業原則オンラインが示され、学生の皆様と直接お目にかかる機会が少ない現状ではございますが、社会学部・社会学研究科といたしましては、学生の皆様の学習支援のために、4月から社会学部図書の貸し出し郵送サービスを始めております。さらに、学部・研究科としての奨学金「社会学部・社会学研究科緊急学修支援奨学金」(給付型)を新たに設け、アルバイト収入の減少等で経済的に困窮されている在学生の皆様への支援を決定したところでございます。この間、学生の皆様にどう支援させていただくことができるのか、学部教職員一同、真剣に考えてまいりましたので、ぜひご活用いただければと存じております。
  皆様と直接お目にかかりたい思いは学部一同の心ではございますが、命を守る感染予防が優先でございます。その上で、オンライン授業にはよい点もございます。これまでは、学生の皆様の国際交流や国際学会を開いたりする際には、対面が中心でしたが、コロナウイルス感染症の影響で来日できなくなった同志社への留学生の方も含めて、オンラインで国内外を問わず、同じ画面上で学生の皆様と近しく顔を並べて授業を行うことができます。この意味で、オンラインならではの親密な学生の皆様との距離感も生まれます。世界各地から同じ画面上で受講生の皆様と教員が集えるオンラインは、大学教育の国際化には極めて有効であり、かつて密航という危険を冒して海外留学した校祖・新島襄も、さぞ驚いておられることでしょう。
 対面授業が無い間、課題を出してそれにコメントを返すという授業を実施している例もございますが、この場合、対面授業よりもレポート提出の頻度が上ることによって、学生の皆様の文章力が高まり、教員もメールでコメントを返すことで、個人教授に近い状態も生まれ、一対一の密度の濃い指導やコミュニケーションが可能になることもあります。特に日本の場合は、頭ではいろいろ考えていても、面と向かってクラス内で発言することに遠慮するシャイなタイプの学生の方もおられますので、課題提出型の授業では、特定の学生の方に発言が偏る心配なく、受講生全員の方にまんべんなく意見を提出してもらうことができ、平等に学習効果が上がる利点もあります。
在宅学習は障がいのある方や外出が難しい高齢者の方への教育機会としても有効であり、生涯学習、国際化も含めた“学びのバリアフリー化”を実現する手段としても意味があります。在宅ワークの奨励、ソーシャル・ディスタンス、“新しい生活様式”という政策や提言のもとで、これまでの“社会常識”が“常識”ではなくなり、家族や地域社会、障がいのある方や高齢者の方への支援のあり方、働き方、メディアや教育環境などが著しく変容し、私たちをとりまく社会状況は急速に構造改革を迫られております。これら現在進行形の社会変容のすべてが、私ども社会学部の専門分野に直結しております。
地球上のすべての地域の人々はいかに、この危機を乗り越えるのか――それこそはまさに、私ども社会学部の教育における、最新の社会的課題にグローバルな視点から答えることができる人材の育成という目標につながっております。この危機を消極的にとらえるのではなく、地球社会全体の構造変革に耐えうる学びとはなにかを考えるため、よりよき未来社会をつくるための試練ととらえ、この状況下でもさらに質の高い学びを提供できる学部であるべく、私ども学部関係者全員、鋭意つとめておりますところでございます。
時々刻々変化する社会状況に応じた最新の教育の場であるために、同志社大学社会学部教職員一同、いっそう気をひきしめてつとめてまいりたく存じますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
 末筆ながら皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げ、コロナウイルス感染症が収束いたしましたら、笑顔で直接お目にかかれますことを、学部教職員一同、心より楽しみにさせていただきます。


 
社会学部長・大学院社会学研究科長
佐伯 順子
ごあいさつ

 2020年度はコロナ危機のため、世界と日本にとって試練の幕開けとなりました。まずは感染拡大防止や治療のため、この危機と社会の様々な現場で戦っていらっしゃる皆様に敬意を表し、犠牲となられた方のご冥福をお祈りし、収束を祈るものでございます。
 在学生、卒業生、ご家族様をはじめとする社会学部関係者の皆様におかれましては、大学の学びの状況について、下宿生活等について、ご不安も多いことと存じます。同志社大学社会学部は、個性と歴史ある5学科、社会学科、社会福祉学科、メディア学科、産業関係学科、教育文化学科から構成されておりますが、私ども社会学部全学科の教職員は、感染防止に最大限の注意を払ったうえで、4月1日に新入生の皆様とお目にかかることができました。その後、大学全体の方針として春学期の授業原則オンラインが示され、学生の皆様と直接お目にかかる機会が少ない現状ではございますが、社会学部・社会学研究科といたしましては、学生の皆様の学習支援のために、4月から社会学部図書の貸し出し郵送サービスを始めております。さらに、学部・研究科としての奨学金「社会学部・社会学研究科緊急学修支援奨学金」(給付型)を新たに設け、アルバイト収入の減少等で経済的に困窮されている在学生の皆様への支援を決定したところでございます。この間、学生の皆様にどう支援させていただくことができるのか、学部教職員一同、真剣に考えてまいりましたので、ぜひご活用いただければと存じております。
  皆様と直接お目にかかりたい思いは学部一同の心ではございますが、命を守る感染予防が優先でございます。その上で、オンライン授業にはよい点もございます。これまでは、学生の皆様の国際交流や国際学会を開いたりする際には、対面が中心でしたが、コロナウイルス感染症の影響で来日できなくなった同志社への留学生の方も含めて、オンラインで国内外を問わず、同じ画面上で学生の皆様と近しく顔を並べて授業を行うことができます。この意味で、オンラインならではの親密な学生の皆様との距離感も生まれます。世界各地から同じ画面上で受講生の皆様と教員が集えるオンラインは、大学教育の国際化には極めて有効であり、かつて密航という危険を冒して海外留学した校祖・新島襄も、さぞ驚いておられることでしょう。
 対面授業が無い間、課題を出してそれにコメントを返すという授業を実施している例もございますが、この場合、対面授業よりもレポート提出の頻度が上ることによって、学生の皆様の文章力が高まり、教員もメールでコメントを返すことで、個人教授に近い状態も生まれ、一対一の密度の濃い指導やコミュニケーションが可能になることもあります。特に日本の場合は、頭ではいろいろ考えていても、面と向かってクラス内で発言することに遠慮するシャイなタイプの学生の方もおられますので、課題提出型の授業では、特定の学生の方に発言が偏る心配なく、受講生全員の方にまんべんなく意見を提出してもらうことができ、平等に学習効果が上がる利点もあります。
在宅学習は障がいのある方や外出が難しい高齢者の方への教育機会としても有効であり、生涯学習、国際化も含めた“学びのバリアフリー化”を実現する手段としても意味があります。在宅ワークの奨励、ソーシャル・ディスタンス、“新しい生活様式”という政策や提言のもとで、これまでの“社会常識”が“常識”ではなくなり、家族や地域社会、障がいのある方や高齢者の方への支援のあり方、働き方、メディアや教育環境などが著しく変容し、私たちをとりまく社会状況は急速に構造改革を迫られております。これら現在進行形の社会変容のすべてが、私ども社会学部の専門分野に直結しております。
地球上のすべての地域の人々はいかに、この危機を乗り越えるのか――それこそはまさに、私ども社会学部の教育における、最新の社会的課題にグローバルな視点から答えることができる人材の育成という目標につながっております。この危機を消極的にとらえるのではなく、地球社会全体の構造変革に耐えうる学びとはなにかを考えるため、よりよき未来社会をつくるための試練ととらえ、この状況下でもさらに質の高い学びを提供できる学部であるべく、私ども学部関係者全員、鋭意つとめておりますところでございます。
時々刻々変化する社会状況に応じた最新の教育の場であるために、同志社大学社会学部教職員一同、いっそう気をひきしめてつとめてまいりたく存じますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
 末筆ながら皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げ、コロナウイルス感染症が収束いたしましたら、笑顔で直接お目にかかれますことを、学部教職員一同、心より楽しみにさせていただきます。


 
社会学部長・大学院社会学研究科長
佐伯 順子