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FAQ

卒業生に聞いてみました。

Q.1 なぜ産業関係学科を選んだのですか?
A.1

もともと法学部や経済学部に興味があったのですが、もっと実際の社会を知りたいという思いから産業関係を選びました。大学案内のパンフレットに、産関は「人」の学問であると書いてあり、書物から学べない現場とそれを構成する人間を学べるのではないかと考えました。

Q.2 受験当時の産業関係学科のイメージは?また、経済学部や商学部との違いをどう感じていましたか?
A.2

法学部なら憲法、経済学部ならお金などのように各学部にはそれに合った一般的なイメージがありますが、産業関係学と聞いた時には、すぐに具体的なものが思い浮かびませんでした。そのため、どのように労働を学ぶのかということが、非常に疑問だったのを覚えています。

Q.3 就職活動で産業関係学科であることを意識しましたか?また有利・不利と感じたことはありましたか?
A.3

就職活動において、産業関係という名前はめずらしく、面接官の方からよく質問を受けました。労働それ自体を学問として学ぶ学部は非常にめずらしい存在だったので、興味をもって話を聞いてもらうことができました。

Q.4 産業関係学科で学んで、良かったこと、嫌だったことは何ですか?
A.4

産業関係は法律学、経済学、心理学など多くの領域をもっているため、目的意識をもって学ばないと今自分が何をしているのかわからなくなってしまいます。自分の課題を設定して積極的にチャレンジすることが大切だと思います。

Q.5 産業関係学科にこれから期待することは何ですか?あるいは足りないところは?
A.5

今、労働現場は、成果主義、ホワイトカラーエグゼンプション、過労死など話題に事欠きません。 これまであった日本的な労働環境それ自体が大きく変化する中で、労働を学ぶ産関の重要性はますます増してくると思います。新しい変化の中から生まれてくる問題を発見し、解決できる能力の育成が期待されていると思います。

Q.6 4年間の一番の思い出は何ですか?
A.6

3年生の「産業調査実習」が一番印象に残っています。調査計画をつくり、調査票の作成から配布と回収を経て、自宅に帰ってからも深夜までパソコン作業をしていました。あの時は、イスに座りすぎで最後にきてぎっくり腰になってしまい、傘を杖代わりに報告書を提出したことが今では良い思い出になっています。

Q.7 社会人になってから産関を振り返ってみていかがですか?
現在の仕事と産関での学びはどのように関係していますか?
A.7

いま私は人事制度の仕事をしています。自分が真剣に学んだことが直接仕事に生かせたことは本当にうれしいことでした。ただ、現場には「慣例」などという特有の問題もあり、今は知識と現場をどのように結びつけるのかを考えながら毎日職場に通っています。

Q.8 受験生へのメッセージをひとことお願いします。
A.8

産業関係では、これから皆さんが活躍される企業社会を研究対象にしています。入学してから学んだことは、実際の社会に出たときにはじめて生きた学問になると思います。