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概要・特色

人間への愛情を持って、社会現象を理論と実践から解き明かす

人間は、一人ひとり違うのに集団になるとよく似た行動をとってしまう。「なぜ?」と考えたことはありませんか。この社会の不思議に迫るのが社会学です。社会は一人ひとりの人間がつくるもの。だからこそ人間への愛情をもって、人間と社会の関わりを研究したいというのが社会学部の志です。少子化、ニート、性差、世相・・・・・さまざまな社会問題の解決に、愛情、理論、実践をもって挑みます。

同志社大学社会学部紹介動画

同志社大学社会学部へようこそ!この動画で社会学部の様子を紹介します。

同志社大学社会学部紹介動画
クリックしたら動画がYouTubeにて再生されます。

特色

1.社会と確かな接点を築きながら学びを深める

社会学が対象とするのは、人間がつくる社会そのもの。その社会で起こる現象に確実に迫る方法と態度を習得できるように、社会と直接接点をもった研究を重視。少人数教育のメリットを生かし、教員の手厚い指導のもとで、社会調査や実習、フィールドワークなど、人々や社会と具体的なつながりを持ちながら、人間と社会との関係を考える確かな見方、考え方を養います。

2.社会のグローバル化と情報化に対応する実践力をつける

グローバル化と情報化を人間と社会のあり方の発展としてとらえ、そこに生じる新しい可能性を自分のものとして生かそうという志をもった学生を社会学部は応援します。そのため外国語教育と情報教育を重視。「ファーストイヤーセミナー」を出発点に学問のベースとなる力をしっかり身につけた上で、興味や関心に応じて自分だけのカリキュラムを柔軟に組み立てていきます。

3.主専攻で学びの軸足を定め、副専攻で興味を広げていく

社会学部は社会、社会福祉、メディア、産業関係、教育文化の5学科。そのひとつを主専攻として選択した上で、残り4学科にジェンダー、社会心理、国際社会を加えた7分野から副専攻が選べます。主専攻でまず軸足を定めて深く探究し、そこからさらに自分の興味を広げていける。それが社会学部での学びの特色です。

学びのポイント

1.人間と社会の関係を実証的に学ぶ

急激なグローバル化、高度情報化など、激しい変化が進む現代社会。社会学部では、社会的存在としての「人間」に関わる事柄や営みすべてが研究対象です。人間と社会のさまざまな関わりを、社会、福祉、メディア、産業、教育という5つのフィールドから幅広く学びます。各分野の専門家である個性豊かな教員が、多彩な科目を展開しています。

また社会学部では、激動の社会で求められる社会学的な視点、つまり人間と社会との関係を考える確かな見方や考え方を身につけてほしいと願っています。それこそが社会で生きてくる力なのです。その上で、新たな課題に挑戦する姿勢、多様な問題を解明する能力を育てたいと考えいています。

2.社会の変化に対応できる視点を養成

幅広く社会問題に目を向け、問題を明確にした上で解決を図るスタイルが社会学部の伝統です。他学科の専門科目を履修することも可能なので、自分の専門分野に偏ることなく、ジェンダー、社会心理、国際社会など幅広い知識と視点を養うことができます。常に「社会」という大きな幹を念頭に置いて、自分なりの視点を定めて考えることを大切にした教育を行っています。

各学年を通じて少人数演習科目や実習科目を設置し、卒業論文という目的に向かって、課題を追求していく。このような実践的な学びを積み重ねることにより、人間を中心とした社会現象を解明する方法が体得できるのです。

3.フィールドワークと実習から社会現象を把握

社会学部では、フィールドワークや調査実習を体験することによって、人間の社会現象を理解し、説明する力を身につけます。

社会学科

導入科目から専門科目まで段階的に学べるカリキュラムを設置。社会の諸現象を解明するため、フィールドワークやアンケート調査などの社会調査方法、ならびに社会学理論を学びます。また、海外での実地調査実習や外国人研究者による講義・演習も開講し、国際的な視野を広げます。

社会福祉学科

1年次から実習科目がスタート。さまざまな公的機関、社会福祉施設などで現場に関わることができます。3年次以降には、夏期休暇中に1ヶ月間、公的機関や福祉施設で現場実習を行い、ソーシャルワーカーとして必要な知識や技能を体験的に学ぶことができます。

メディア学科

「ファーストイヤーセミナー」では、メディアやジャーナリズムの現場に目を向ける機会を提供。「ファーストイヤーセミナー」と「メディア学実習」を出発点に、各領域で実習、基礎演習、演習へと進む少人数制のクラスを設置しています。情報社会の中で自ら考え、表現し、伝達できる能力を育成します。

産業関係学科

演習と実習を重視するため、「産業関係実習」「産業調査実習」は選択必修科目です。産業社会の現場に足を運び、自分で調べて考える力を養います。「仕事」から生じる問題を解決するため、個人と組織の調和をいかに図るか、現代社会の問題を雇用に関する制度に即して考えます。

教育文化学科

1年次から演習科目とともに、専門科目を履修。3年次からは、さらに専門領域別の小クラスに分かれ、異文化間教育や学校教育などについてそれぞれ研究を深めます。本学科では、文化や人間形成に関わる諸問題について、幅広く学ぶことができます。