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2016年度 講義内容

講義内容

第一線の労働組合役員の知見を通じて、現場が直面している最も枢要な課題を知ることは「働くということの意味」を総合的に考える手がかりを掴むことになると考えられる。 自らの体験を超えて総合的かつ課題提起的に「働くということ」を考えること、これが本講義の目的である。

  • 働く上での課題を具体的に理解し、その課題解決に向けて考える姿勢を養う。
  • 労働組合の活動や課題を正確に知り、労働の意味を深く考え、そこからさらに労働組合の意義、企業のマネジメントの意義に発想を及ぼすことができる能力を養う。

2016年度 講義曜日・講時

金曜日 5講時(16:40~18:10)

2016年度 講義内容

4月8日 【開講の辞】連合寄付講座で同志社大学の皆さんに学んでほしいこと
【課題提起①】労働者を取り巻く現状と課題-労働組合の果たすべき役割とは-
南雲 弘行 (公社)教育文化協会理事長
4月15日 【課題提起②】労働相談に見る職場の現状と労働組合の役割・意義-若者を取り巻く雇用の現状を中心に-
駒井 卓 連合 中央アドバイザー
講義要録
4月22日 【ケーススタディ①】非正規労働者の処遇改善に向けた取組み
桑原 正廣 イトーヨーカドー労働組合 中央執行副委員長
講義要録
5月6日 【ケーススタディ②】 総労働時間の短縮とワーク・ライフ・バランスの実現に向けた取組み
藤本 英和 生保労連 中央副執行委員長
講義要録
5月13日 【ケーススタディ③】公務労働の現状と公共サービスの役割-公務関係労組の取組み-
岸 真紀子 自治労 組織対策局長
講義要録
5月20日 【ケーススタディ④】中小企業で働く労働者に対する産業別労働組合の支援-機械・金属産業労組の事例から-
狩谷 道生 JAM オルガナイザー育成推進室長
5月27日 【ケーススタディ⑤】雇用と生活を守る取り組み-労働組合をつくる-
井尻 雅之 連合大阪 副事務局長 
村田 憲彦 連合大阪 副事務局長
6月3日 【ケーススタディ⑥】労働諸条件の維持・向上に向けた取組み-2016春闘における取組み-
冨田 珠代 自動車総連 副事務局長
6月10日 【中間まとめ】労働組合の意義・役割とは何か~今一度振り返って考えてみる~
高木 郁朗 日本女子大学 名誉教授
6月17日 【課題への対応①】進行するグローバリゼーションにどう対応するか-国際労働運動の役割と取組み-
西原 浩一郎 JCM 顧問
講義要録
6月24日 【課題への対応②】地域における政策・制度実現に向けた取組み-連合京都における取組み-
廣岡 和晃 連合京都 事務局長
7月1日 【課題への対応③】ワークルール確立に向けた取組み-労働規制緩和にいかに歯止めをかけるか-
安永 貴夫 連合 副事務局長
7月8日 教員による論点整理
同志社大学教員
7月15日 グループディスカッションによる論点整理と重要な論点の確認(修了講義を迎えるにあたって)
同志社大学教員
7月22日 【修了講義】「働くことを軸とする安心社会」の実現に向けて 
逢見 直人 連合 事務局長
講義要録