以下、本文になります
受講生からの声
受講生より寄せられた本講義に対する意見、感想を紹介します。
自分にとって、この講座は、「授業」というより、むしろ「人生の教訓」を教えてくれる場でした。ぜひ来年以降も、この講座を続けてもらい、一人でも多くの学生の皆さんに貴重な経験を提供してほしいです。
この講義を通して、本当に多くの方から多くのことを学んだ気がするし、このことは、これから自分が社会に出ていく上で大きな財産になると思います。ぜひ来年以降も連合寄付講座は継続していってほしい。
「将来どんな仕事をしたいのか」「どんな会社につとめたいのか」、就活前に不安で一杯だった自分にとって、これからの心の支えになるような講座になりました。
実際の現場の「生の声」を聞くことができたことが、この講座に参加した最大の収穫です。普段の産業関係学科の授業では、何となく「こういうモノなんだろう」と、漠然としたイメージにとどまっていたことについて、組合役員の実際の体験や実感がこもったお話を聞けて本当に良かったです。
毎週毎週、「なるほど」と思うことばかりでした。そして半年間を通じて、一番印象的だったのは、組合のリーダーの皆さんも、はじめは何も組合に興味があったわけではなく、ちょっとしたきっかけから組合に飛び込んだということでした。そして、組合に携わってからは、「働く人たちのために、経営者にもの申すことができる組合って凄いんだ」と、皆さん口を揃えて仰っていたのが心に残ります。そして、組合の人たちが、経営側がなかなか眼が行き届かない現場の実態を経営者に伝えたり、いきいきと働くことができる職場づくりに貢献している姿に、共通して強い「使命感」のようなものを感じました。
毎週、感じてきたが、これほどまでに熱意を持って労働運動に取り組んでいる方々が沢山いるのに、あまりにも社会の中で、労働組合の認知度が低すぎると思います。この連合寄付講座を広めていくことも含め、労働組合はもっと広く社会に知られるべきだと思います。
特に、女性スピーカーの方に沢山登場してもらえたことが良かったです。何かと課題が多い女性の労働環境を改善するために女性の組合リーダーたちが現場第一線で活躍している姿が、同じ女性である自分にとって大きな励みになりました。
この講座をきっかけに、現在、労働組合の役割や具体的取組について研究しています。労働組合に興味を抱くきっかけを提供してくれたこの講座に心から感謝したいです。
現場で活躍される方々のエピソードも交えたお話は、どれも実感がこもっていました。就職活動を前にした学生には絶対にお奨めの授業ですし、、私のような他大学の学生にとっても、コンソーシアムを利用して、様々な労組の人や国会議員の方の話が聞けたことは、とてもいい経験になりました。どうもありがとうございました。
他大学の学生として、コンソーシアム京都の単位互換制度を利用して受講しました。経済や経営を専攻しているわけでもなく全く予備知識が無い私にも、毎週とてもわかりやすく、非常にメッセージ性の高い話が聞けたと思いますし、これまでの労働組合に対するイメージが変わる機会になりました。