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2012年度 講義内容
第一線の労働組合役員の知見を通じて、現場が直面している最も枢要な課題を知ることは「働くということの意味」を総合的に考える手がかりを掴むことになると考えられる。 自らの体験を超えて総合的かつ課題提起的に「働くということ」を考えること、これが本講義の目的である。
- 働く上での課題を具体的に理解し、その課題解決に向けて考える姿勢を養う。
- 労働組合の活動や課題を正確に知り、労働の意味を深く考え、そこからさらに労働組合の意義、企業のマネジメントの意義に発想を及ぼすことができる能力を養う。
2012年度 講義曜日・講時
金曜日 5講時(16:45~18:15)
2012年度 講義内容
4月13日 | 『開講の辞〜連合寄付講座で同志社大学の皆さんに学んでほしいこと』 『「働くということ」をどう捉えるか〜労働組合がめざす社会像とは〜』 岡部 謙治 (社)教育文化協会理事長 講義要録 |
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4月20日 | 『「働くということ」と労働組合』 高木 郁郎 (社)教育文化強化理事 講義要録 |
4月27日 | 『労働組合とは何か〜単組、産別、ナショナルセンター、地域組織の役割と活動』 細田 一三 連合京都会長 |
5月11日 | 『ケーススタディ(1) 長時間労働の是正に向けたワークルールの確立の取組み』 津田 栄治 生保労連 中央書記長 講義要録 |
5月18日 | 『ケーススタディ(2) 雇用と生活を守る取組み(産業空洞化への対応を中心に)』 大喜多 宏行 日産自動車労働組合中央書記長 |
5月25日 | 『ケーススタディ(3) 男女がともに働きやすい職場づくりにむけた取組み』 福田 明子 田辺三菱製薬労働組合中央副執行委員長 |
6月1日 | 『ケーススタディ(4)
公正・公平な賃金・処遇制度の確立に向けた取組み(非正規社員の正社員化に向けた取組み事例を通じて)』 佐古 正明 私鉄中国広島電鉄支部 委員長 |
6月8日 | 『ケーススタディ(5) 非正規社員の組織化と処遇改善に向けた取組み』 石黒 生子 サービス・流通連合事務局長 |
6月15日 | 『ケーススタディ(6)
公務労働の現状と公共サービスの役割(公共医療サービスを中心テーマに』 大高 みよ 自治労衛生医療評議会副議長 |
6月22日 | 『ケーススタディ(7) 地域における労働組合の役割と取組み』 村田 憲彦 連合大阪副事務局長 |
6月29日 | 『課題への対応(1) グローバル化時代における労働組合の課題と対応』 若松 英幸 金属労協事務局長 |
7月6日 | 『課題への対応(2) 連合がめざす社会の姿と政策・制度の取組み』 南雲 弘行 連合事務局長 |
7月13日 | 『まとめ(論点整理)』 社会学部教授(コーディネーター) |
7月20日 | 『グループディスカッションによる論点整理および重要な論点の確認』 社会学部教授(コーディネーター) |
7月27日 | 『「働くことを軸とする安心社会」の実現にむけて』 古賀 伸明 連合会長 社会学部教授(コーディネーター) |