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社会福祉学科 2022年度マーサゼミ アジア学院フィールドワーク報告

'23年7月5日 更新
マーサゼミでは2022年11月28日〜29日に栃木県那須塩原市にある学校法人アジア学院でフィールドワークを行なった。3回生11名とゼミ担当教員が参加した。
マーサゼミでは2022年11月28日〜29日に栃木県那須塩原市にある学校法人アジア学院でフィールドワークを行なった。3回生11名とゼミ担当教員が参加した。
アジア学院は、キリスト教に根ざし、「共に生きるために」をモットーに、アジア、アフリカ、太平洋諸国の農村地域から、その土地の人々と共に働く“草の根”の農村指導者を学生として招き、国籍、宗教、民族、習慣、価値観の違いを認めつつ、公平で平和な社会実現のために学びを行なっている学校である。農村指導者養成の演習は、有機農業による食料の自給自足を基本としている。学生たちは座学、ディスカッション、見学研修、グループ単位での農場運営を通して、自国のコミュニティの自立を導くリーダシップを養う。(アジア学院資料から抜粋)
アジア学院入口の壁画

(アジア学院入口の壁画)

アジア学院は、キリスト教に根ざし、「共に生きるために」をモットーに、アジア、アフリカ、太平洋諸国の農村地域から、その土地の人々と共に働く“草の根”の農村指導者を学生として招き、国籍、宗教、民族、習慣、価値観の違いを認めつつ、公平で平和な社会実現のために学びを行なっている学校である。農村指導者養成の演習は、有機農業による食料の自給自足を基本としている。学生たちは座学、ディスカッション、見学研修、グループ単位での農場運営を通して、自国のコミュニティの自立を導くリーダシップを養う。(アジア学院資料から抜粋)

フィールドワークの目的は大きく以下の二つとした:

  • アジア学院の共同体生活を体験し、コミュニティ、持続可能な農業と平和について学ぶ
  • 世界各地からの研修生(農村指導者)と交流し、グローバルな貧困問題に対しての取り組みについて学ぶ。

フィールドワークの目的は大きく以下の二つとした:

  • アジア学院の共同体生活を体験し、コミュニティ、持続可能な農業と平和について学ぶ
  • 世界各地からの研修生(農村指導者)と交流し、グローバルな貧困問題に対しての取り組みについて学ぶ。

11月28日

11月28日

那須塩原駅で集合し、アジア学院のスタッフに迎えられ、アジア学院までバンで移動し、オリエンテーションをしていただいた。食堂で研修生と共にランチをいただき、世界各国の研修生と交わりの時間を楽しんだ。
午後は宿泊先のセミナーハウスにチェックイン後、キャンパスツアーを通してアジア学院の根幹にある「共に生きるために、Food lifeと平和」というコンセプトと実践について学んだ。
夕方からは東北インド農村の生活についてのお話を伺ってから、インドカレーを作るワークショップに参加した。
夜はアジア学院学生とのトークセッションに参加した。
アジア学院のキャンパスツアーの様子

(アジア学院のキャンパスツアーの様子)

那須塩原駅で集合し、アジア学院のスタッフに迎えられ、アジア学院までバンで移動し、オリエンテーションをしていただいた。食堂で研修生と共にランチをいただき、世界各国の研修生と交わりの時間を楽しんだ。
午後は宿泊先のセミナーハウスにチェックイン後、キャンパスツアーを通してアジア学院の根幹にある「共に生きるために、Food lifeと平和」というコンセプトと実践について学んだ。
夕方からは東北インド農村の生活についてのお話を伺ってから、インドカレーを作るワークショップに参加した。
夜はアジア学院学生とのトークセッションに参加した。

11月29日

11月29日

朝、6時半からアジア学院学生とスタッフの日課であるラジオ体操の後、グループに別れて掃除と「フードライフワーク」に参加し、朝食の後、「朝の集い」に参加した。その日はインドネシアの学生によるプレゼンテーションであった。インドネシアで行なっている仕事について、そしてアジア学院の学びを帰国後どのように生かすかについての話を伺った。
その後マーサゼミの参加者は2日間の振り返りを行い、研修生・スタッフと共にランチ、宿泊先の掃除をして送迎バスで駅まで見送られてプログラムは終了した。
畑で雑草取りをする学生たち

(畑で雑草取りをする学生たち)

朝、6時半からアジア学院学生とスタッフの日課であるラジオ体操の後、グループに別れて掃除と「フードライフワーク」に参加し、朝食の後、「朝の集い」に参加した。その日はインドネシアの学生によるプレゼンテーションであった。インドネシアで行なっている仕事について、そしてアジア学院の学びを帰国後どのように生かすかについての話を伺った。
その後マーサゼミの参加者は2日間の振り返りを行い、研修生・スタッフと共にランチ、宿泊先の掃除をして送迎バスで駅まで見送られてプログラムは終了した。

まとめ:

まとめ:

コロナウイルスの影響で3年間行うことができなかったゼミ合宿や宿泊を伴うフィールドワークをやっとまた再開することができた。アジア学院での学びとワークは貴重な体験だったと実感している。アジア学院で実践している有機農業や共同生活を通して、「食べものと暮らし」、「自給自足」、「農村の価値」、「自然との調和」などについて様々な知恵と気づきが与えられた。そして世界各地の学生との出会いは良い刺激となった。多様な文化と言語をもつコミュニティでコミュニケーションの楽しさも感じた。その他に音楽のセッションやアジア学院で育てた新鮮な食材を使った美味しい料理をみんなで食べることも楽しめた。
教室では見ない学生の表情や特技、学生同士が仲良く楽しんでいる様子は教員にとって嬉しい光景で貴重な機会となった。
学生の忙しいスケジュールの中、日程を確保するのが難しく、一泊二日という短い滞在となった。アジア学院ではもっと余裕を持って滞在したいと学生も感じたと思う。しかし短くても様々な体験が凝縮して濃い二日間だった。今回得た気づきや学びを学業だけではなく私生活にも活せるのではないかと思う。
私たちを親切に受け入れてくださったアジア学院の皆様、特にコーディネートをしてくださった山下崇さんに感謝を申し上げます。
参加したゼミ生

(参加したゼミ生)

コロナウイルスの影響で3年間行うことができなかったゼミ合宿や宿泊を伴うフィールドワークをやっとまた再開することができた。アジア学院での学びとワークは貴重な体験だったと実感している。アジア学院で実践している有機農業や共同生活を通して、「食べものと暮らし」、「自給自足」、「農村の価値」、「自然との調和」などについて様々な知恵と気づきが与えられた。そして世界各地の学生との出会いは良い刺激となった。多様な文化と言語をもつコミュニティでコミュニケーションの楽しさも感じた。その他に音楽のセッションやアジア学院で育てた新鮮な食材を使った美味しい料理をみんなで食べることも楽しめた。
教室では見ない学生の表情や特技、学生同士が仲良く楽しんでいる様子は教員にとって嬉しい光景で貴重な機会となった。
学生の忙しいスケジュールの中、日程を確保するのが難しく、一泊二日という短い滞在となった。アジア学院ではもっと余裕を持って滞在したいと学生も感じたと思う。しかし短くても様々な体験が凝縮して濃い二日間だった。今回得た気づきや学びを学業だけではなく私生活にも活せるのではないかと思う。
私たちを親切に受け入れてくださったアジア学院の皆様、特にコーディネートをしてくださった山下崇さんに感謝を申し上げます。