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2024年度 講義内容
第一線の労働組合役員の知見を通じて、現場が直面している最も枢要な課題を知ることは「働くということの意味」を総合的に考える手がかりを掴むことになると考えられる。 自らの体験を超えて総合的かつ課題提起的に「働くということ」を考えること、これが本講義の目的である。
- 働く上での課題を具体的に理解し、その課題解決に向けて考える姿勢を養う。
- 労働組合の活動や課題を正確に知り、労働の意味を深く考え、そこからさらに労働組合の意義、企業のマネジメントの意義に発想を及ぼすことができる能力を養う。
2024年度 講義曜日・講時
金曜日 5講時(16:40~18:10)
2024年度 講義内容
オンデマンド | 【オリエンテーション】日本の労使関係の特質と労働組合の課題 石田 光男 同志社大学 名誉教授 コーディネーター:同志社大学 教員 |
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4月12日 | 「働くこと」について考える-労働組合の果たすべき役割とは- 相原 康伸 (公社)教育文化協会 理事長 |
4月19日 | 労働相談に見る職場の現状と労働組合の役割・意義-若者を取り巻く雇用の現状を中心に- 森 啓記 (連合 中央労働相談センター局長) |
4月26日 | 【ケーススタディ①】多様な働き方ができる社会とは何か ―派遣労働者の雇用形態から考察する― 山本 伸(アルプス技研労働組合 執行委員長) |
5月10日 | 【ケーススタディ②】
公務労働の現状と公共サービスの役割
-公務関係労組の取り組み- 八巻 由美 (自治労 総合企画総務局長) |
5月17日 | 【ケーススタディ③】労働諸条件の維持・向上に向けた取り組み -賃金決定における取り組みを中心に- 上野 都砂子 (CKD労働組合 事務局長) |
5月24日 | 【ケーススタディ④】ワークルールの確立に向けた取り組み 長江 彰 連合 総合政策推進局 ( 労働条件・中小地域対策局部) |
5月31日 | 【ケーススタディ⑤】男女がともに働きやすい職場づくりに向けた取り組み 阪本 裕実子 生保労連 (中央副執行委員長) |
6月7日 | 【ケーススタディ⑥】
総労働時間の短縮とワーク・ライフ・バランスの実現に向けた取り組み 筒井 友暁 日本触媒労働組合 (中央執行委員長) |
6月14日 | 労働組合の意義・役割とは何か-今一度振り返って考えてみる- 中村 圭介 (東京大学 名誉教授) |
6月21日 | 【課題への対応①】中小企業に対する産業別労働組合の支援 川野 英樹 JAM 副書記長 |
6月28日 | 【課題への対応②】地域における政策・制度実現に向けた取り組み -連合京都における取り組み- 土渕 誠 (連合京都 事務局長) |
7月5日 | 【課題への対応③】すべての働く者のための取り組み
-労働者福祉運動のさらなる広がりをめざして- 南部 美智代 (中央労福協 事務局長) |
7月12日 | 連合運動の現在と未来-これから社会へ出る皆さんへ- 清水 秀行 (連合 事務局長) |
オンデマンド | 教員による論点整理 同志社大学 教員 |